土砂降りの「八幡平」
| <2008.7.22> 秋田駒ケ岳から乳頭山の縦走を終えて、田沢湖高原の”アルパこまくさ”まで戻ってきた。 昨日は田沢湖休憩村でテント泊したのだが、”アルパこまくさ”で風呂に入ったらキャンプ場まで戻るのが面倒になってしまった。売店もある、ビールもある、トイレもあるこの快適な場所、今日はここに泊まってしまえー!ってことで、広い駐車場で車中泊を決めた。 5時に目覚めた。俺と同じ車中泊は都合3台であった。今日の行動は、玉川温泉経由で八幡平に向かい、半日のハイキングを終えてから、夕方には早池峰山の麓へ移動する予定である。水道で顔を洗い、トイレを済ませてから出発した。 天気は雨の予報だが、空はまだ頑張っていて雨粒を落としていない。曇天の中、玉川温泉へ向けて走って行った。それにしても、擦れ違う車も疎らで、気持の良い緑の中を窓全開で走るなんて、普段では出来ないこと。何と贅沢なドライブなんだろう。 玉川温泉を示す大きな看板が見えて来た。少し寄り道してみることにした。この温泉、ラジウム含有量が日本一の”北投石”が有名で、岩盤浴の湯治客が多いと言う。そう思えば、早朝にも係わらず、ゴザとパラソルを抱えた湯治客があちらこちらに見える。俺はカメラを持ってうろついてみる。天然記念物の北投石、温泉の大噴水、確かに見事であった。 玉川温泉を後にして八幡平へ向かった。しかし、この頃から雨が降り出し視界が悪くなってきた。頂上近くの駐車場へ着く頃には土砂降りとなり、視界は益々悪くなってきた。やっと駐車場の看板を見付けて車を停めた。 車の中で山支度を済ませ、合羽を着込んで雨が止むのを待つことにした。ラジオを点けた。天気情報は、この地方に”大雨洪水警報”が発令されたこを伝えている。1時間待ったが雨は弱くなる気配を見せない。視界も悪く、この天気の中、八幡平を歩く意味が消え失せてきた。隣の車が山を下って行った。9時から開店するはずのビジターセンターも未だ暗いままである。更に30分待ったが状況は一向に変わらない。仕方なく俺も山を下りることにした。 八幡平温泉郷の”道の駅”まで下りてきた。雨は小止みになったが、八幡平の山々は厚い雲に覆われたままである。仕方ないね。早池峰が終わって、余裕があればまた戻ってこよう。東北自動車道のICを目指して車を走らせた。「八幡平よー!また来てやるから、待ってろよー!!」
|
| 秋田駒ケ岳へ戻る | 乳頭温泉郷「孫六温泉」へ | 雷雨の「早池峰山」へ | 地震恐怖の「道の駅」へ |