姫神山
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岩手の名峰と言えば、先ずは“岩手山”が頭に浮かぶだろう。 |
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![]() 一本杉キャンプ場の登山口 ![]() 案内図 |
前日は白神岳を下山して「八峰漁り火温泉ハタハタ館」で温泉に浸かり、国道を約100km走って、道の駅「かずの」で宿泊した。 今朝も4時30分に起床。ガラガラの東北自動車道を南下して、岩手山SAで小便タイムを取ると、目の前に岩手山がデーンって感じで鎮座していた。 俺はこの山には食指が動かない。 俺の目指す山は、この山と対峙する名峰「姫神山」だ。 そんなこんなで、岩手山には見向きもせずに一本杉キャンプ場までやってきた。 駐車場には、先客が2、3数台しかなかった。 平日とは言えGW中だよ。少な過ぎないか? 2時間で登れる山だし、こんなものかなー。 今日は昼には降りてくる予定だし、おにぎり2個と水をザックに・・・って、支度していると”缶ビール&ソーセージ”を買い忘れた。 何やってるんだ俺は、次からは前日のうちに買っておこう。 ※駐車場は広く50〜60台は可能。水、トイレあり。登山届はトイレの入口 |
![]() 芝の広場を横切る ![]() 一本杉コース登山口 |
一本杉キャンプ場を下に見て、芝地を横切って登山道に入った。 このコースは学校登山で小学生も登ると言うし、楽チンに違いない。 それでも登山口からの高低差は700m以上。東京スカイツリーよりも高度を稼ぐことになる。 山登りなんだから、自分の脚で高度を詰めて頂上に立つ。当たり前だよね。 |
![]() コース名になった一本杉 |
そんな下らないことを考えながら歩いていると、このコースの名前になっている“一本杉”に着いた。 さぞかし立派な大木か?と思いきや、何のことはない。 地元の人には失礼だが、この程度のスギなら何処にも有るよね。 |
![]() 階段の道が暫く続いた ![]() 5合目の広場 |
一本杉から先は、階段状の道に変わった。 |
![]() 黒いコブのブナ |
下腹部もスッキリしたところで再び歩き出した。
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![]() 8合目 ![]() カタクリの花が咲いていた |
6合目、7合目を通過して、8合目まで休憩を我慢した。 8合目に拘った理由は、涼風が吹き抜ける休憩地があるとガイドブックに書いてあったからだ。 その8合目に着いた。確かに休憩に適した場所だが、肝心の涼風が吹いていない。 その代りに、カタクリの花が至るところで紫色の花弁を開いていた。 |
![]() 大岩の上を登って行く |
9合目あたりから視界が開けて、大きな岩が重なる道となった。 |
![]() 頂上の山名柱と三角点 ![]() 姫神を祭った祠? ![]() 岩手山は霞の中 ![]() スマホの高度計アプリ (上:GPS 中:地点高度 下:気圧高度) |
灌木の間を縫って頂上に出た。 先客は中年男性が一人、四周の景色を眺めていた。 先ずは三角点にタッチ、姫神様にお参りして腰を降ろした。 上空は青く澄んでいるが、目線の高さから下は白く霞んで岩手山はおろか、周りの山々が全く見えない。 気温・湿度ともに高い証拠だ。 缶ビールが無いので”おにぎり”を頬張っていると、胸ポケットのスマホがぶるっと震えた。 開いてみると、何の役にも立たないセールス情報だった。 そーだ、高度計を見てみよう。 スマホの高度計アプリをタップすると、 GPS高度が1126mとなっている。(地形図では、三角点が1123.8m) 気圧高度はどうか?1140mを表示している。 若干のズレがあるが許容範囲だ。 コワ坂コースから二人の若者がやって来た。 話の内容からして、彼らは全国展開している大企業の盛岡支店に勤務しているらしい。盛岡に来て○年とか、どこの山に登ったとか、次は〇〇に異動して〇〇方面を登りたい、とか言いながら昼飯を食べ始めた。 俺は、3年前の60歳で定年退職した。 第2の職場としてお世話になっている今の会社も全国展開している大企業だ。 しかし、会社での職種上及び立場上、千葉市から離れることはない。 休みをフル活用して、その土地の山々を登り、全国制覇を夢見る彼等が羨ましくなった。 |
![]() 8合目から7合目あたり |
景色も見えないし、彼等の話にいつまでも耳をそば立てていても仕方ない。 コア坂コースを帰ろうかとも考えたが、一本杉コースと大した違いはないだろう。そのまま下ることにした。 |
![]() 階段を下る |
何人ものハイカーが登って来る。 単独の若者、20人ほどの大パーティ、女性の二人連れ・・・、姫神山は、この時間からでも十分に楽しめる山だ。 |
![]() キャンプ場まで戻ってきた |
休憩なしで”一本杉キャンプ場”まで戻ってきた。 さー、風呂と飯だ! 「ユーランド姫神」をナビにセットしてアクセルを踏んだ。 |