御殿山

・期間  2008年1月1日(火)
・山域  南房総
・形態  単独・ピストン
・行程  高照禅寺→遊歩道入口→大黒様→御殿山→大黒様→遊歩道入口→高照禅寺

※ 新年を実家で迎え、母に挨拶して家族の元へ帰る。自宅まで車で2時間、どうせなら寄り道して2008年の最初の山歩きをしよう。南房総の展望の山、御殿山に登った。

1/1(火)晴れ
 高照禅寺(14:00)→大黒様(12:25)→御殿山(14:55-15:15)→大黒様(15:40)→高照禅寺(16:00)

 御殿山は独特の山容をした山である。
頂上へ連なる稜線が女性の豊満な乳房を想わせる見事なお椀形をしており
そのテッペンにあるマテバシイの大木が、まるで乳首のように見えるからである。
「山と渓谷(2007年11月号)」でもオッパイ山として全国に紹介されている。

高照禅寺脇の駐車場には案内板があった
 実家で元旦の雑煮を済ませ、昼過ぎに富山町側の登山口へ急いだ。
 高照禅寺脇の駐車場は、ひっそりとしていた。流石にこの時間から御殿山に登る人は居ないようだ。
 駐車場に車を止めて直ぐに歩き出すが、ここからは見事なオッパイの形は拝めない。
 (駐車場は砂利が敷かれ、10台くらい駐車可能。綺麗なトイレがある。)

丘の上に大黒様が祭られている
 田んぼを横切って山間へと続く作業道を暫く歩くと、前方に伊予ヶ岳が大きく見えてきた。
 道を折れ、登山道に掛かると、結構な傾斜がある。
 歩き始めて30分ほどで、最初のチェックポイントである大黒様に到着した。
 
 

東星田の集落
 丘の上に祭られた大黒様は、五穀豊穣、家内安全、無病息災・・・を願って、ここから麓の集落を見下ろしている。
(大黒様の視線で東星田の集落を見下ろす)

伊予ヶ岳と富山
 大黒様からの景色は素晴らしく、西に目を向けると伊予ヶ岳(右)と富山(左)が見事に対峙していた。

御殿山の頂上
 大黒様から30分、最後の急な登りを終えると御殿山の頂上に到着した。
 遅い午後の陽を一杯に浴びたマテバシイが見事であった。


頂上の三角点
 マテバシイの大木の影で薄暗くなった場所に三角点があった。
 頂上の小さな祠には、何と昨日の烏場山で見た紀伊熊野の修験者が納めた”お札”があった。
 ここにも綺麗な毛筆で「安房国御殿山、平成19年3月吉日、那智山青岸渡寺」と書かれていた。
 昨日、今日と那智の修験者と同じ道を歩いたことになる。感慨深いものである。

見事な枝葉で空が見えない
 三角点から空を仰ぐと、こんな感じであった。

西側から見た頂上のマテバシイ
 西側から見ると、こんな感じに見える。
 (写真だと風は分からないが、この時も強風が吹いていた。)

東京湾
 頂上からの眺めは絶品であった。
 西に目を向けると、東京湾を挟んで丹沢の山々、右手には新宿の高層ビル群が薄く霞んでいた。
 左手には、三浦半島、更には先月に登った伊豆天城の山々が綺麗に浮んでいた。
(富士山が正面の雲に隠れて見えないのが、残念であった。) 

太平洋
 東側には太平洋の大海原が広がっていた。
 
 この御殿山は南側の三芳地区や丸山地区から眺めると、綺麗なオッパイの形に見えるのだが、今回登った北側からは残念ながら、その見事でちょっとエッチなオッパイの姿は拝めなかった。
 しかし、山頂からの眺めは素晴らしかった。冬の空気が澄む朝なら、丹沢の背後に雪を冠した富士山が大きく見えるはずである。