高取山・仏果山・経ヶ岳
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室町時代の高僧が座禅道場として開山したのが、仏果山の名の由来と言う。 |
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![]() 大棚沢駐車場 ![]() 駐車場から100m歩いたバス停 |
若い頃は、山に“高さと厳しさ”を求めていた。 |
![]() 登山口 ![]() 山びるポスト |
車道を渡って登山道に入ると、直ぐに“山びるポスト”があった。 房総の山もそうだが、暖かい地域の低山では“山びる対策”が欠かせない。 しかし、今はシーズン外なので蛭に怯えることもない。 |
![]() スギ、ヒノキの林を登る |
登山道は、スギやヒノキの人工林の中を適度な傾斜で伸びていた。 それにしても目障りなのが、丹沢名物“シカ避けネット”だ。 これが無ければ、人工林が大きなダメージを受けることは分かっているが、せめて周りの景色に溶け込む茶色のネットにして欲しい。 |
![]() モミの大木(全体が画面に収まらない) |
歩き始めて30分、宮ヶ瀬越までの中間当たりまで登ってくると、ナラやモミが混ざった自然林に変わった。 スギやヒノキには申し訳ないが、やっぱり天然の木々は良い臭いを放っていた。 目の前にモミの大木が3本立っていた。 このような大木には、注連縄が掛けられ“〇〇の大モミ”なんて看板が立っているものだが、この3本にはその看板はなかった。 |
![]() この人工物は何? |
モミの大木の先に太陽光パネルを乗せた人工物あった。
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![]() 緑が鮮やかなアセビの木 ![]() 宮ヶ瀬越 |
登山道沿いにアセビの低木が目立ち始めると、”宮ヶ瀬越”に到着した。 歩き始めて丁度1時間。小休止のタイミングだが、高取山まで我慢しよう。 |
![]() 高取山へ向かう ![]() 頂上の鉄櫓 ![]() 西側(宮ヶ瀬湖と丹沢の主脈) ![]() 東側(相模原、八王子方面) |
宮ヶ瀬越から尾根筋を北側へ登って行くと、20分で高取山に着いた。 |
![]() 仏果山から見下ろす高取山 ![]() 頂上に祭られた石仏 |
宮ヶ瀬越まで戻って、尾根を南に向けて20分も歩くと仏果山に着いた。 |
![]() 痩せた尾根を行く |
石仏に拝礼してから、経ヶ岳へ向けて歩きだした。 直ぐに、痩せた岩稜の険しい道に変わった。 |
![]() 気持ち良い尾根を行く ![]() 熊棚のような物体 |
痩せた岩稜を慎重に歩き、再び小さな起伏が続く優しい尾根道を歩いていると、モミの木の枝に“熊棚”のような塊を見付けた。 「東丹沢の人里近くの登山道、しかも、この道は“関東ふれあいの道”、熊は居ないよなー?」 山梨の千頭星山の登山道で見た熊棚を思い出しながら「熊棚ならもっと高いところにあるよなー?」とも考えたが、どう見ても人工物ではなく熊棚にそっくりだ。 モミの木肌には爪痕や牙跡は見当たらなかったが、思わずザックに吊るした鈴の鳴り具合を確かめてしまった。 (誰か、この塊の正体を教えて!) |
![]() 関東ふれあいの道 ![]() 革籠石山 |
登山道は階段状の急な下りとなり、その先に真新しい道標が見えてきた。 流石に関東ふれあいの道だ。 良く整備されているなー!と感心していると、何とこの場所が山の頂であった。下りなのに山頂なの?道標には「革籠石山」と書いてあった。 |
![]() 急な下りの階段 ![]() 土山峠への分岐 |
革籠石山からも急な下りが続いた。 |
![]() 経ヶ岳が見えた |
緩やかな尾根道を下って行くと、木々の間から経ヶ岳が見えてきた。 三角形の良い山容をしているなー。登りは結構辛そうだ。 |
![]() 半原越 ![]() 経ヶ岳への登山口 |
半原越は立派な車道だった。 今日は3連休の中日、俺と同じようなハイカーが乗ってきたに違いない車やバイクが路肩に止めてあった。 |
![]() 急階段が終わり気持ちい尾根道を行く ![]() 頂上で乾杯 ![]() 革籠石山が見えた |
経ヶ岳への登りは、きつかった。 最初に急な階段、平坦な道になったかと思うと、次には鎖付の急な岩稜。それでも30分で最終目標の山の頂に着いた。 先客がベンチでランチをしている。 俺も三角点にタッチしてから、相席をお願いした。 昼飯はいつも同じメニュー、乾杯の儀式もいつもと同じだ。 昨今はあらゆる物に変化を求めるご時世だが、変わらないこと、同じことの繰り返しも必要だ。 なぜならば、山歩きは左右の足を交互に繰り出して、同じことを何万回と重ねて、やっと目標に達するスポーツだからだ。 「何を偉そうな薀蓄をたれてるの?他の客が登って来たでしょ。さっさと片付けてベンチを開けたら?」って、山の神様の声が聞こえてきた。 コンロとコッヘルをザックに仕舞い込んで、三角点に再タッチしてから来た道を戻って行った。 |
![]() 車のエンジン音を聴きながら下って行く ![]() 土山峠登山口 |
先程の分岐まで戻り、土山峠へ向けて下って行った。 ここの下りもきつかった。右膝が泣かないように時折、足を止めて屈伸運動をした。 「低山と思って舐めたらアカンぜよ!」って、高取山と仏果山と経ヶ岳に叱られているようだった。 膝の痛みもなく、土山峠まで戻ってきた。 |
![]() 湖沿いの県道を歩く ![]() 駐車場まで無事に帰ってきた |
土山峠にはバス停があり、一人の若者がバス待ちをしていた。 時刻表を見ると、1時間に1本で厚木駅までの便が出ている。この山は、バスを使った方が便利かも知れないなー。 そんな後悔にも似た思いを描きながら、宮ヶ瀬湖沿いの県道を歩いて行った。 |